ミニ・レビュー
まさにモーツァルトもかくや! 「フィガロ」に続くダ・ポンテ録音第2弾。粒よりの声楽陣が突出した存在主張なしにモーツァルトの音楽世界に沈溺、全体が指揮者の下に共通の目標に向けて邁進する。音楽家たちの自発性をひとつにフォーカスさせ、驚異的パワーを炸裂させたクルレンツィスの魔力。★
ガイドコメント
モーツァルトの“ダ・ポンテ・オペラ”3部作の第2弾。クルレンツィスは、オーケストラはもちろん、歌唱のフレージングやヴィブラートのかけ具合から装飾音までを徹底的にたたき込む。目から鱗の鮮烈な演奏だ。
演奏
テオドール・クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ ジモーネ・ケルメス,アンナ・カシアン(S) マレーナ・エルンマン(MS) ケネス・ターヴァー(T) クリストファー・マルトマン(BR) コンスタンティン・ヴォルフ(BS)