ミニ・レビュー
70年代のブルース、サイケデリック・ロックなどのルーツ・ミュージックに加え、2000年以降のUSインディ(オルタナ・カントリー〜ネオ・フォーク)などを取り入れたセカンド・アルバム。夢の中を彷徨うような歌詞の世界、緻密に構成された音の位相などを含め、独自の美意識が隅々まで行き届いている。
ガイドコメント
岡田拓郎を中心とする5人組、“森は生きている”の2ndアルバム。サイケデリック・ロックやアヴァンギャルド的な語法など多様な要素を交え、新鮮さと爛熟のバランスが見事にとれた圧倒的な世界を作り上げている。
収録曲
01プレリュード
02影の問答
03磨硝子
04風の仕業
05痕跡地図
06気まぐれな朝
07煙夜の夢:a.香水壜と少女〜b.空虚な肖像画〜c.煙夜の夢 (夜が固まる前)
08青磁色の空
09グッド・ナイト