ガイドコメント
前作『COLOURFUL POP』以来となる、2015年1月1日リリースの3rdアルバム。「E.G. Anthem -WE ARE VENUS-」「おどるポンポコリン」などのシングルやカヴァー曲で話題を提供した彼女らの旬が詰まった一枚。
収録曲
01-Introduction-
3rdアルバム『E.G.TIME』のオープニングを飾る20秒弱のSE。大歓声と“E!G!E!G!”のコール。まるでライヴのオープニングを思わせる内容で、これからはじまるめくるめくエンタテインメントへの期待が高まる。
02E.G.Anthem-WE ARE VENUS-
“右にHappiness 左にFlower 前にDream……”という歌い出しではじまる、タイトルどおり彼女たちのアンセムといえる9枚目のシングル。ファンキーなアレンジとダンサブルなリズムで進むパーティ・チューンで、コール&レスポンス風のパートなどは実にライヴだ。
03Mr.Snowman
UHA味覚糖「e-maのど飴」のCMソングに起用されたウィンター・ダンス・チューン。雪のなか、黙って立ちすくむ“恋人候補”を“Snowman”に見立て、恋の幕開けの瞬間をキラキラしたサウンドとともに歌い上げている。
04Music Flyer
中田ヤスタカが作詞曲を手がけたテクノ・ポップ・チューン。シンプルなフレーズをリフレインするサビで次第に高揚感を増していく、まさに“ヤスタカ印”といえる仕上がり。ビートを強めに出したサウンドに思わず心が弾む。
05Move It!-Dream&E-girls TIME- (Dream&E-girls)
DreamとE-girlsのメンバーによるパワフルなダンス・チューン。EDM的なアプローチの高圧力サウンドをバックに、自分らしさに誇りを持って夢を掴むべく動き出せと力強いメッセージを歌う。勝ち気な歌唱もぴったり。
06ロックンロール・ウィドウ
作詞・阿木燿子&作曲・宇崎竜童の名コンビによる山口百恵の名曲カヴァー。ギターによるロッキンなテイストを残しつつ、E-girlsらしくダンサブルなアプローチを披露。“かっこかっこ……”のフレーズはやはり印象的。コーセー「ADDICTION」のCMソング。
07Highschool♥love
チアガール風のキュートなコーラスで幕を開ける11枚目のシングル。久しぶりの同窓会で、花が咲くのはやはり“恋バナ”。テーマは昔から不変ともいえるものだが、キラキラなダンス・サウンドに加え、フェイスブックやラインが登場する歌詞はやはり超現代的。
08おどるポンポコリン
TVアニメ『ちびまる子ちゃん』のあまりにも有名なテーマ曲をカヴァーした10作目のシングル。当然キュートで楽しいポップ・チューンながら、要所で組み込まれるヴォイス・エフェクトや大人っぽいフェイクなど、ユニークなミスマッチにニヤリ。
09自由の女神〜ユーヴライア〜
ヤマザキ「ランチパック」CM曲に起用されたダンサブルなポップ・チューン。狙いをさだめた男性にモーションをかける“自由すぎる女神”の姿を、楽しげに歌い上げる。魔法の言葉“ユーヴライア”は逆さに読むと“アイラヴユー”。
10うれしい!たのしい!大好き!
DREAMS COME TRUEが89年に発表した大ヒット曲をカヴァー。冒頭のコーラスをはじめ、原曲の要素をうまく引き継ぎながら、E-girls流にアップデート。中盤ではダンスに特化したブリッジを挟みつつ、幸せいっぱいの気持ちを歌う。
11Again
あきらめる強さも時には必要、だけど、まだその能力を使いたくない……芯の強さを感じさせる歌い出しが印象的なハートウォームなポップ・チューン。ピアノを用いたやわらかなサウンドと同じく、気負うことないふんわりとした歌唱も心地よい。
12ショコラ
ストリングスを取り入れた華やかでやわらかなサウンドが心地よいミディアム・アップのラヴ・ソング。少しほろ苦く、溶けるほどに甘く切ない恋心をチョコにたとえ、別れを迎えつつも前向きに感謝を伝える姿が胸に染みる。
13ごめんなさいのKissing You (E.G.TIME version)
2013年に発表された6枚目のシングルで、彼女たちの代表曲といえるナンバーの“E.G. TIME version”。ピコピコ楽しい前半から、一発で耳を掴むサビのパンチラインまで、徹底的にポップで明るいサウンドで走り抜ける。
14Follow Me (E.G.TIME version)
3rdシングルとして彼女たちの名を一躍広めた人気曲の“E.G. TIME version”。アッパーなダンス・チューンで、“Follow Me! Follow Me!〜”のサビの破壊力は抜群。思わず体が動くようなワクワクに満ちている。
15希望の光〜奇跡を信じて〜 (Dream&E-girls version)
EXILE ATSUSHIが作詞を手がけたドラマティックなバラード。ヴォーカルはDreamの4人が担当。がむしゃらに夢を追いかけてきた彼女たちの心情をそのまま記したような歌詞だけに、どこか歌唱もよりエモーショナルなものに。