ミニ・レビュー
ファンク、ソウル、歌謡曲を融合させたバンド・サウンドと、幼児虐待や貧困、セックスなどを題材にした“おかしくて、やがて悲しき”歌の世界により、カルト的な支持を得ているOnly Love Hurts(旧・面影ラッキーホール)のベスト盤。すべて新録音で、アップデートされたサウンドが楽しめる。
ガイドコメント
面影ラッキーホール改め“Only Love Hurts”の初作品にしてべスト・アルバム。彼らの楽曲を舞台化した『いやおうなしに』の劇中歌として使用される初期の代表曲の新録音源のほか、未発表曲なども含まれている。
収録曲
01俺のせいで甲子園に行けなかった
02今夜、巣鴨で
03あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて
04好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた
05ピロウトークタガログ語
06必ず同じところで
07給料日さん
08パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた…夏
09あたしだけにかけて
10愛のブラックホール
11小さなママに