ミニ・レビュー
作曲家への深い思い入れが伝わってくるCD。洗練された選曲で冒頭の「ドレッタの夢」からプッチーニの世界へと誘われる。香月麻李のあでやかな声はムゼッタのワルツに持ってこいだが、「私のお父さん」の素朴な味わいもなかなかだ。歌曲も巧みに聴かせてくれる。
収録曲
プッチーニ:
01「ラ・ロンディーネ」〜ドレッタの夢
02歌曲集〜死とは?
03「トスカ」〜歌に生き、恋に生き
04「マノン・レスコー」〜華やかに着飾っても
05「マノン・レスコー」〜一人捨てられて
06「修道女アンジェリカ」〜母もなく
07「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父様
08歌曲集〜大地と海
09「ラ・ボエーム」〜ムゼッタのワルツ「私が街を歩けば」
10「ラ・ボエーム」〜ミミの別れ「あなたの愛の呼ぶ声に」
11歌曲集〜太陽と愛
12「エドガール」〜エドガールの村で
13「妖精ヴィッリ」〜もし私が小さい花だったら
14「トゥーランドット」〜氷のような姫君の心も
15「蝶々夫人」〜ある晴れた日に
16「蝶々夫人」〜かわいい坊や
17歌曲集〜そして小鳥は (子守唄)