デビュー日の5月13日にリリースされた2015年の10thアルバム『天』のイントロダクション。浅倉大介による神秘的な表情も見せる1分20秒強のインストゥルメンタル・トラックで、記念すべき10作目の幕開けへと導く期待感を煽るものとなっている。

ゲーム『戦国BASARA 皇』オープニング・テーマとなった28thシングル。戦国時代をモチーフにした作品の世界観を壮大なオーケストレーション風のアレンジでドラマティックに描く。研ぎ澄まされた感性が弾け跳ぶような、凛々しく力強いアッパー・ダンサーだ。

自身と柴崎浩がアレンジに参加したバンド・サウンドが新鮮。タイトルに主人公の名前を冠したゲーム『レイギガント』主題歌で、その少年の葛藤を描出したキレ味鋭いロック・テイストが痛快。グイグイと突き進む展開力が魅力だ。

ジリジリと焦がす熱射のような灼熱のアッパー・ビートが一心不乱に突き進む。信じ切ることが夢へ進む道というメッセージを、“突キ破レル”の一言に凝縮。テレビ東京系アニメ『ディスク・ウォーズ：アベンジャーズ』オープニング・テーマ起用の26thシングル。

タイトルは“運命の糸”の意味。近づき絡まる糸のように繋がれる奇跡を真実に変えて、未来を幻で終わらせないという信念を情熱的に歌う。軽快ながらもグイグイと進むバンド風サウンドが新鮮だ。アニメ『ディスク・ウォーズ：アベンジャーズ』エンディング・テーマ。

ローファイなヴォイス・エフェクトやノイジーなアクセントを添えながら、不穏から希望へと展開するスリリングなダンス・チューン。“神のみぞ知る”迷える明日に光を繋げろと、暗たんで退廃した世界から這いあがる決意を描く。

ファットなシンセ・ベースを効かせたエレクトロなアッパー・ダンサー。刺激的な恋が生まれそうな情熱的な夏を、吹き荒れる“ブリザード”と表現。“Girl！アガる”などのライミングも弾けるゴキゲンな攻め曲だ。自身出演のロッテ「ZEUS」CMソング。

深い海の底へ沈んでいくような重々しさと哀切さを充溢させた、センチメンタルなデジタル・ミッド。ポエトリーリーディングも挟まれるなど物語性に富んだ展開が斬新な、悲しげなラヴ・ソングだ。タイトルは救出の意味。

戦うために旗を掲げ、高く叫べと語りかける。タイトルよろしく夢の戦士として進み続けろと、オーセンティックなミディアム・ロック・テイストで綴るメッセージ・ソングだ。希望と引き締まる思いが交差したような、確かな決意を感じる。

一部で“股間の歌”と呼ばれたのは本人出演の池田模範堂「デリケアエムズ」CMソング起用ゆえ。手にした守るべきものを壊してしまった喪失感を、情念にじませ歌う。ドラマティックなバラードとなった27thシングル。

埃舞う荒野の上に広がる果てなき夕暮れというイメージが脳裏を占めるドライなミディアム・ロック。人生を、苦難にさいなまれながらも願いを叶えるために歩き続ける旅人にたとえた、物語風の展開で描く。風に向かい凛と立つような勇敢なヴォーカルが心を打つ。

SCANDALとのスプリット・シングルとしてリリース。ゲーム『戦国BASARA』オープニングへの楽曲ゆえ、その世界観に沿った野心や運命を雄々しく描く。デジタルなシンセと唸るギターの交差がスリルと興奮を生む、アグレッシヴなアッパー・ロックだ。

『戦国BASARA』の劇場版＆ゲームの主題歌ということもあり、絢爛で豪快な“ばさら”仕様のセンセーショナルなデジタル・トラックが舞い踊る。百花繚乱咲き誇るなか、頂を掴んで時代を起こせとせき立てるヴォーカルも興奮を高める。和デジタルな25thシングル。

性急に畳み掛けるソリッドなビートが鼓動の速度を高める。全編“攻め”モードのトランシーなアッパー・ダンサーとともに展開されるのは、天下取るなら“やり切ったモン勝ち”宣言だ。『劇場版 戦国BASARA-The Last Party-』エンディング・テーマ。

意気揚々と闊歩するようなストリングスが清々しさと力強さを与える、快活なミディアム・チューン。孤独な世界から愛と呼べる瞬間へ連れていこうと語りかける姿は、温かい眼差しで手を差し伸べるようなジェントルな面持ちにあふれている。