ミニ・レビュー
『アルジアーズ』につづく9作目は、アイアン&ワインのサム・ビームやニーコ・ケースなど多彩なゲストを招いた、初期のように多様なアルバムだ。収録曲のいくつかはメキシコシティに赴いて作曲したというが、その割にはラテン色が薄く、中にはREMなどに通じるような作品もある。
ガイドコメント
ルーツ・ロックの叙情派バンド、キャレキシコの通算8作目となるスタジオ・アルバム。活動拠点のアリゾナとメキシコで録音された本作は、ラテンやジャズの要素がいっそう濃くなり、ドラマティックな音絵巻が刺激的に展開されている。
収録曲
01FALLING FROM THE SKY
02BULLETS & ROCKS
03WHEN THE ANGELS PLAYED
04TAPPING ON THE LINE
05CUMBIA DE DONDE
06MILES FROM THE SEA
07Coyoacan
08BENEATH THE CITY OF DREAMS
09WOODSHED WALTZ
10MOON NEVER RISES
11WORLD UNDONE
12FOLLOW THE RIVER
13CALAVERA
14ROLL TANGO
15ROSCO Y PANCETTA
16VOLVIENDO
17ESPERANZA
18LET IT SLIP AWAY