ミニ・レビュー
清水靖晃がゴルトベルクに挑んだ野心的なアルバム。サキソフォン5本とコントラバス4本の構成など誰が考えつくだろう。清水が自分の中にあるイメージを音化するためだったとはいえ、それを実現するための編曲を含めた作業は想像以上だろう。決して奇をてらった演奏ではない。バッハってすばらしい。
ガイドコメント
90年代後半、バッハの『無伴奏チェロ組曲』をサックスで録音して大きな話題を呼んだ清水靖晃&サキソフォネッツが『ゴルトベルク変奏曲』に挑戦。5本のサックスと4本のコントラバスが織りなす唯一無二の旋律と躍動、そして音響空間は圧巻。録音も見事だ。