ミニ・レビュー
ショパンのワルツは、心地良い音楽である一方、あらゆる感情が交錯しており、簡単にその世界に立ち入らせてはくれない。優雅さ、抒情性という仮面を被った19曲の多彩な性格を持つワルツと、江崎は誠実に向き合い、軽やかさや美しさというものの先にあるショパンのワルツの美質に迫っている。★
収録曲
ショパン:〈ワルツ全集〉
01第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」
02第2番変イ長調op.34-1「華麗なる大円舞曲」
03第3番イ短調op.34-2「華麗なる大円舞曲」
04第4番へ長調op.34-3「華麗なる大円舞曲」
05第5番変イ長調op.42「大円舞曲」
06第6番変ニ長調op.64-1「小犬のワルツ」
07第7番嬰ハ短調op.64-2
08第8番変イ長調op.64-3
09第9番変イ長調op.69-1「別れ」
10第10番ロ短調op.69-2
11第11番変ト長調op.70-1
12第12番へ短調op.70-2
13第13番変ニ長調op.70-3
14第14番ホ短調
15第15番ホ長調
16第16番変イ長調
17第17番変ホ長調
18第18番変ホ長調
19第19番イ短調