ガイドコメント
バトルとパールマンが組んでのバッハのカンタータからのアリア集という、意外性に満ちて発表当時大きな話題を呼んだ作品。バトルのリリカルで澄んだ歌声とパールマンの美音とが相まって、まことに美しい演奏となった。
収録曲
J.S.バッハ:〈ソプラノとヴァイオリンのためのアリア集〉
01カンタータ第197番〜第8曲「満ち足れる愉悦、健やかなる繁栄」
02カンタータ第58番〜第3曲「われはわれを囲める悩みの中にも満ち足れり」
03カンタータ第204番〜第4曲「広き大地の蔵せる富も宝も」
04カンタータ第97番〜第4曲「われは御神の恵みに依り頼む」
05カンタータ第115番〜第4曲「かかる時にもまた祈り求めよ」
06カンタータ第171番〜第4曲「イエスこそ、わが呼びまつる」
07「ロ短調ミサ曲」〜第23曲 祝福あれ、主の御名により来たる者に
08「ロ短調ミサ曲」〜第5 (6)曲 われら汝を頌めまつる
09カンタータ第202番〜第5曲「春のそよ風のほほを撫でゆき」
10カンタータ第36番〜第7曲「力なき、弱き声といえども」
11カンタータ第187番〜第5曲「神はこの地上の息ある」
12カンタータ第84番〜第3曲「われは喜びをもてわが乏しき糧を食し」
13カンタータ第105番〜第5曲「われイエスをわが味方となしえなば」
演奏
キャスリーン・バトル(S) イツァーク・パールマン(VN) ジョン・ネルソン指揮 アンソニー・ニューマン(HC,OG) (8)(13)聖ルカ管弦楽団