ミニ・レビュー
当たり前に“ジャズ”と呼んでいる音楽が何なのか、その本質はどこにあるのかを、言語の問題やクラシック音楽との関連性や違いという問題などを通し、丁寧に解説。バーンスタインによる説明と実演という組み合わせは、非常に論理的なプロセスを踏みながらも、感覚的な面にも力強く訴えかけてくる。★
収録曲
01ジャズとは何か第1部 ジャズのタイプ-ジャズの要素について
02ジャズとは何か第2部 ポピュラー・ソング-即興演奏について
03セントルイス・ブルース (コンチェルト・グロッソ)
04ジャズ・コンボとオーケストラのための対話
演奏
(1)(2)レナード・バーンスタイン(P,解説) (3)レナード・バーンスタイン指揮 ルイソン・スタジアム交響楽団 ルイ・アームストロング(TP) トラミー・ヤング(TB) エドモンド・ホール(CL) ビリー・カイル(P) デール・ジョーンズ(CB) バレット・ディームズ(DS) (4)レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック デイヴ・ブルーベック・カルテット