ミニ・レビュー
なんとも豪華な顔ぶれでの18世紀作品の数々。70年と80年の録音だ。古楽演奏に慣れた耳にも違和感のない、清潔な歌いまわしなど端正で味わい深い仕上がり。シカゴ響の首席オーボエだったスティルの名演、パールマンと盟友ズーカーマンら弦楽器の芳醇な音色など、聴きどころ満載。
収録曲
[Disc 1]
01オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370 (モーツァルト)
02オーボエ四重奏曲変ホ長調op.8-4 (シュターミッツ)
03オーボエ四重奏曲変ロ長調W B60 (J.C.バッハ)
04オーボエ四重奏曲ヘ長調op.7-1 (ヴァンハル)
[Disc 2]
01トリオ・ソナタ ト長調Wq.157 (C.P.E.バッハ)
02トリオ・ソナタ変ロ長調W YB43 (クラウゼ/伝J.C.バッハ)
03トリオ・ソナタ ハ長調DurG13 (ゴルトベルク)
演奏
イツァーク・パールマン(VN) [1] レイ・スティル(OB) ピンカス・ズーカーマン(VA) リン・ハレル(VC) [2] ピンカス・ズーカーマン(VA) ティモシー・エディ(VC) サミュエル・サンダース(HC)