ミニ・レビュー
バンド名をT.REXに改名した70年から73年にかけ、グラム・ロックのスーパースターとして嵐のような人気で音楽界を駆け抜けたマーク・ボラン。ブギーに加え、ソウル&ファンクのブラック的な要素を取り込んで作りあげた74年発表の通算8作目。“落日のグラム・サウンド”がどこかうら寂しい。
ガイドコメント
74年発表の通算8作目。ボラン&ヴィスコンティの共同プロデュースによるコンセプト・アルバムで、新妻グロリア・ジョーンズらの女性コーラスやストリングスなどを大胆にフィーチャーした、コズミックなムードのR&Bサウンドが賛否両論を呼んだ異色作。
収録曲
01VENUS LOON
02SOUND PIT
03EXPLOSIVE MOUTH
04GALAXY
05CHANGE
06NAMELESS WILDNESS
07TEENAGE DREAM
08LIQUID GANG
09CARSMILE SMITH & THE OLD ONE
10YOU GOT TO JIVE TO STAY ALIVE - SPANISH MIDNIGHT
11INTERSTELLAR SOUL
12PAINLESS PERSUASION V THE MEATHAWK IMMACULATE
13THE AVENGERS (SUPERBAD)
14THE LEOPARDS FEATURING GARDENIA & THE MIGHTY SLUG
15TRUCK ON (TYKE)
16SITTING HERE