ミニ・レビュー
いやはや、バッハ、ベートーヴェン、ジェフスキ。この3人の超絶変奏曲を3CDにドカンといれてしまう。こんなすごいピアニストがいるんですね。まさしくトライアスロン。それぞれに違う世界を次々に、そして素早く鮮やかに提示していくレヴィット。その技術と想(創)像力に拍手。★
ガイドコメント
87年生まれ、2013年にソニー・クラシカルからデビュー盤を発表した注目のピアニスト、イゴール・レヴィットの3rdアルバム。バッハとベートーヴェンの変奏曲、そしてジェフスキの「不屈の民」変奏曲という大胆なカップリングによる3枚組だ。
収録曲
[Disc 1]
01ゴールドベルク変奏曲BWV988 (J.S.バッハ)
[Disc 2]
01ディアベリのワルツによる33の変奏曲ハ長調op.120 (ベートーヴェン)
[Disc 3]
01「不屈の民」による36の変奏曲 (ジェフスキ)
録音
[1] 2015.8 [2] 2015.2 [3] 2015.3