ガイドコメント
モーツァルトの円熟期から最晩年まで、その天才が如実に現れている比較的短い変奏曲をまとめた一枚。ヘブラーの繊細で暖かい音色と卓抜した表現力が素晴らしい。久しぶりの復活を喜びたい。2曲はバルサムの演奏。
収録曲
モーツァルト:
01パイジェッロの主題による6つの変奏曲へ長調K.398 (416e)
02グルックの主題による10の変奏曲ト長調K.455
03サルティの主題による8つの変奏曲イ長調K.460 (454a)
04アレグレットの主題による12の変奏曲変ロ長調K.500
05デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573
06「女はたいしたもんだ」による8つの変奏曲へ長調K.613
07ヘンデルの手法による組曲ハ長調K.399 (385i)
演奏
(1)(2)(4)〜(6)イングリット・ヘブラー(P) (3)(7)アルトゥール・バルサム(P)
録音
(1)(2)(4)〜(6)75.11,12 (3)(7)61.