ミニ・レビュー
瑞々しく美しいタッチの中に芯の強さを秘めたメジューエワの演奏である。大胆なテンポ・ルバート奏法は往年の大ピアニストばりと言っても過言ではない。そこから豊かなロマンの薫りが漂う。ワルツの本質を見極めたアプローチであり曲順にも説得力がある。
収録曲
ショパン:
01ワルツ第2番変イ長調op.34-1「華麗なる円舞曲」
02ワルツ第3番イ短調op.34-2「華麗なる円舞曲」
03ワルツ第4番ヘ長調op.34-3「華麗なる円舞曲」
04ワルツ第5番変イ長調op.42「大円舞曲」
05ワルツ第6番変ニ長調op.64-1「小犬」
06ワルツ第8番変イ長調op.64-3
07ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2
08ワルツ第9番変イ長調op.69-1「告別」
09ワルツ第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」
10ワルツ第12番ヘ短調op.70-2
11ワルツ第13番変ニ長調op.70-3
12ワルツ第11番変ト長調op.70-1
13ワルツ第10番ロ短調op.69-2
14ワルツ第14番ホ短調KK.4a-15
15ワルツ第15番ホ長調KK.4a-12
16ワルツ第19番イ短調KK.4b-11
17ワルツ第16番変イ長調KK.4a-13
18ワルツ第18番変ホ長調KK.4b-10 (ソステヌート)
19ワルツ第17番変ホ長調KK.4a-14