ミニ・レビュー
全曲において、それぞれの音型に対する音色のコントロールが非常に繊細に行なわれており、それらが重なり合うことで、優雅な色彩を創り出している。構成力と色彩感を最大限に突き詰めたブッフビンダーの演奏は、バッハの作品をモダン・ピアノで弾くことの意義を究極に打ち出したものだといえるだろう。★
ガイドコメント
ウィーンの伝統を継承する名ピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーのバッハ・アルバム。2014年にドレスデンのルカ教会で録音されたパルティータ第1番・第2番とイギリス組曲第3番を収録。モダン・ピアノによる最高峰のバッハ演奏を聴かせてくれる。