ミニ・レビュー
冨田といえば“スペース・サウンド”のイメージが強烈だが、このアルバムでは宇宙的な壮大さやダイナミックな音響とはちょっと違った一面が見られる。ラヴェルのメロディで聴かせる繊細で叙情的なサウンドや宮沢賢治への思いを込めた「銀河鉄道」での音による物語性、時空を超えた幻想の世界が愉しい。
ガイドコメント
前作『スペース・ファンタジー』に続く、冨田勲のオムニバス・アルバム第2弾。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「マ・メール・ロワ」をはじめ、冨田の宮沢賢治への想いが込められた「オホーツク幻想」「銀河鉄道の夜」が収録されている。