ミニ・レビュー
代表曲をドラムレスで再編集したBorisのディスクと、轟音のグラデーションを広げていく長編4曲からなるMerzvowのディスクの同時再生が想定されたコラボレーション作。記号化と混沌の両極を一致させるようなその試みは、視聴環境によって聴きどころを瞬時に変え、聴くたびに新たな解釈が生まれる。
ガイドコメント
2014年の合体編成ライヴに着想を得たスタジオ作品。DISC1のBorisは代表曲をドラムレス編成で、DISC 2のMerzbowは4つの長編新曲で構成。この2作品を同時再生すると一つの作品として完成する。日本盤のみのライヴ録音も収録。
収録曲
[Disc 1]
01決別
02Huge
03Resonance
04虹がはじまるとき
05Sometimes
06雨
07あくまのうた
08あきらめの花
09Vomitself
[Disc 2]
01Planet of the Cows
02Goloka Pt.1
03Goloka Pt.2
04Prelude to a Broken Arm
[Disc 3]〈Live at Fever Pt.1〉
01Overture
02決別
03Huge
04虹がはじまるとき
05Resonance
06More
07キルミスター (incl.“Many are called、but few get up”)
08黒猫メロディ
[Disc 4]〈Live at Fever Pt.2〉
01Angel
02あくまのうた
03雨
04Vomitself
演奏
[1] [3] [4] Boris, [2] [3] [4] Merzbow