ミニ・レビュー
吹奏楽コンクールに向けた新作を意欲的に発表してきたCAFUAレーベルの自由曲シリーズが一区切り。記念すべき一枚には英国で一世を風靡したサリヴァンの「パイナップル・ボール」など内容充実。天野正道の表題曲では、クラシックとポップスの垣根を軽々と飛び越え、ますます冴えわたる天野節を堪能できる。★
収録曲
01ダンツァ・クバーナ (シェルドン)
02「パイナップル・ポール」より (サリヴァン/マッケラス、鈴木英史編)
03千の松明 (たいまつ) 音絵巻〜俵藤太大百足退治伝説 (たわらのとうたおおむかでたいじでんせつ)〜 (阿部勇一)
04セレブレーションとトリビュート (スウェアリンジェン)
05シネマ・シメリック (天野正道)
06大空を支配する勇者たちへ (W・スミス)
07ラメント〜旧約聖書「哀歌」に基づいて〜 (松下倫士)
08時つ風 (ときつかぜ)〜我が智謀 (ちぼう)の剣〜 (樽屋雅徳)
09吹奏楽の為の祝典のための音楽 (福島弘和)
10戸外のための序曲 (コープランド)
演奏
海上自衛隊東京音楽隊 (1)(4)手塚裕之,(2)(3)(5)〜(10)加養浩幸(指揮)