ガイドコメント
前作『PLANET SEVEN』から約1年2ヵ月ぶりの6thアルバム。元ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュを迎えた「STORM RIDERS」や“第57回日本レコード大賞”受賞曲「Unfair World」などを収録している。
収録曲
01Feel So Alive
恋をしようという呼びかけをエレクトロやスクリューなどを駆使して表現したアッパー・ダンサー。野生味と緊張が交錯する豪華な彩色はT.kura一派の得意分野。フロアの熱を一気に上げるキラー・フレーズも満タンだ。ELLYがCRAZYBOY名義でラッパー参加。
02STORM RIDERS (feat.SLASH)
元ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュを招き、全編にエネルギッシュなギターを配したアッパー・ダンサー。威風堂々や疾風怒濤といった鼓舞する言葉を駆使しながら、情熱の炎を消すなと焚きつける。挑み戦う者への強靱なメッセージだ。17thシングル。
03Summer Madness (feat.Afrojack)
18thシングルは、STYとアフロジャックのプロデュースによるEDMチューン。清涼感あふれる鍵盤ベースのヴァースから伸びやかな歌声を遠目に配したほぼヴォーカルレスのエレクトロニックなフックへの展開のなかで“夏の熱狂”を叫ぶ。
04Share The Love
アヴィーチーあたりのプログレッシヴ・ハウス路線のEDMチューン。ファットなホーンの音色をバックに“愛をシェアしよう”とリズミカルに語りかけるフックは、グリコ「ポッキー」CMでのダンスとともに大いに話題となった。開放感に満ちた爽快なアッパーだ。
05BREAK OF DAWN
海外作家陣を作曲に迎えたエレクトロニック・ダンス・チューン。過去のしがらみを打ち破って自分で未来を開けというメッセージを、タイトルよろしく“夜明け”という言葉に重ねた芯の強いヴォーカルで示す。映画『テラフォーマーズ』主題歌。
06Unfair World
理不尽や不公平な世の中で傷つく人たちへ、僕が寄り添って癒したいのにとつぶやく。哀切な旋律が涙を誘うミディアム・バラードだ。映画『アンフェア the end』主題歌および第57回日本レコード大賞受賞曲となった19thシングル。
07Dream Girl
パリ在住の伊/仏作家・SIRIUSやモロッコ系スウェーデン人・MoonChildなどFUTURE UNISON勢による欧州色が薫るアーバン・アダルトな作風が魅力。深くのめり込み始めた恋の行方を、ジャジィな展開とスウィートなヴォーカルで描く。
08Over&Over
今市隆二のソロ。純度の高い透明感が広がるムードにパッショナブルなヴォーカルやギター、ホーンが絡みつくドラマティックな曲風は、MoonChildやSIRIUSといった欧州系作家の影響が大きい。繰り返し愛を確かめようと歌う、ホットなメイクラヴァーだ。
09Beautiful Life
フックの麗しいファルセット“What a beautiful life〜”が印象的なミッド。仲間とともに最高の人生を送ろうと歌う爽やかなフレンドシップ・ソングとなっている。軽やかなメロディラインはFAST LANEとエリック・リボムが手掛けている。
10starting over
FAST LANEらによる瑞々しくホープフルな旋律で描かれるコンシャスなミッド。地球というかけがえのない星に生まれた者同士、未来を信じて生きていこうと優しく語りかける。自身初の単独ドームツアー〈BLUE PLANET〉テーマ曲となった16thシングル。
11J.S.B.DREAM
STYによるエスニックでゴージャスなエレクトロ・トラックで飾る、JSBの夢実現への意気込みを詰め込んだヒップホップ・ダンサー。「24karats」シリーズにも劣らぬ興奮と熱量で圧倒する。野生味あふれる展開は、マッチョな彼らの真骨頂だ。
12Born in the EXILE
今市隆二と登坂広臣が詞を手掛けた、映画『Born in the EXILE〜』の主題歌。三代目JSBとして歩む途中の苦悩や葛藤とこれまでに受けた大いなる愛情への感謝を、ドラマティックなメロディとともに綴ったオーセンティックなバラードだ。
13銀河鉄道999 (三代目 J Soul Brothers Ver.)
「Choo Choo TRAIN」「君の瞳に恋してる」と同じく、このゴダイゴのカヴァーもすっかりEXILE一族のアンセムに。 Maozonのエレクトロ・アレンジで近未来感も増殖。それでも心躍らせるのは、三代目JSBのジェントルな歌唱の功績が大。