ミニ・レビュー
右手の感覚を失うという困難を乗り越えたオーストリアのピアニスト、ヴィラーニ。強弱、音色といった要素の烈しいコントラスト、旋律の流れを計算して歌い上げていく歌心が魅力的で、リストの「ダンテを読んで」など劇的な作品との相性がいい。ヴィラーニの編曲による「トリスタン幻想曲」も必聴だ。★
収録曲
01ダンテを読んで (ソナタ風幻想曲) (リスト)
02ディドーの嘆き (パーセル/ヴィラーニ編)
03ダンテのソネット「なんと優しく、なんと高潔な」S.479 (ビューロー/リスト、ヴィラーニ編)
04「巡礼の年 第3年」S.163~ものみな涙あり (リスト)
05トリスタン幻想曲 (ワーグナー/ビューロー、リスト、ヴィラーニ編)