ミニ・レビュー
モダン・ピアノによるバッハの協奏曲。バッケッティは歴史的なチェンバロの奏法を徹底的に研究した上で、ロマンティックな歌心やニュアンス変化を溶け合わせ、独自のバッハ像を構築していく。特に際立っているのはフレーズの処理の丁寧さ。全曲を通して非常にノーブルな印象を与えてくる。★
ガイドコメント
イタリアの個性派ピアニスト、アンドレア・バッケッティによるバッハ・エディション第3弾は、RAI国立交響楽団の弦楽アンサンブルとの協奏曲集。歴史的なチェンバロ奏法を研究・応用しながらも、自由な発想で“21世紀のバッハ像”を打ち出している。
演奏
アンドレア・バッケッティ(P,指揮) RAI国立交響楽団(弦楽アンサンブル)