ミニ・レビュー
ショスタコーヴィチ生誕110年記念盤。生前の作曲家を知る関係者が少なくなる中、アシュケナージが若い世代にバトンを渡そうとするかのような共演である。技術的に余裕があり、骨太な音で堂々と奏しているので、刺々しくなくて聴きやすいが、刺戟を欲する向きには物足りないかもしれない。
ガイドコメント
ヴラディーミル・アシュケナージと若手奏者たちによるショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲とヴィオラ・ソナタを収録したアルバム。ショスタコーヴィチの録音に熱心に取り組んでいるアシュケナージだけに、作品の新たな魅力に光を当てる演奏となっている。
演奏
ヴラディーミル・アシュケナージ(P) (1)(2)ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(VN) マッツ・リドストレーム(VC) (3)アダ・マイニク(VA)