歌うのは鷺沢文香、速水奏、橘ありす、塩見周子、二宮飛鳥5人の“クール・タイプ”のアイドル・ユニット。もちろん、楽曲もクールなテイストを前面に出したダンス・ナンバーだが、歌われているのは熱い恋物語。冬がよく似合うサウンドが印象的だ。

アニメ『君に届け』オープニング・テーマとしてタニザワトモフミ（谷澤智文）が2009年に発表した楽曲を、橘ありす（CV：佐藤亜美菜）がカヴァー。切なさも感じさせる恋物語をしっとりと歌い上げる、やや甘めのヴォーカルが胸に沁みる。

二宮飛鳥（CV：青木志貴）がカヴァーするのは、いとうかなこが2009年に発表したシングル曲。クールなダンス・トラックにエレキギターをフィーチャーしたハイブリッドなナンバーで、神も登場するSFチックな物語を歌う。

スキマスイッチの2004年の大ヒット・シングルをカヴァーするのは、タイトルと同じ名前を持つ速水奏（CV：飯田友子）。印象的なイントロのピアノを含め、原曲の魅力をそのままに再現。美しいメロディを大切に、愛おしむように歌い上げる。

塩見周子（CV：ルゥ・ティン）による、平原綾香のカヴァー。和風のアクセントを多用した原曲のアプローチを大切にした、音数少なめのしっとりとしたミディアム・バラードで、凛とした歌声はサウンドの雰囲気にもぴったり。

アメリカのポピュラー・ソングで、平井堅のカヴァーでも知られる楽曲を烏屋茶房がアレンジ。クール属性アイドルの鷺沢文香（CV：M・A・O）がピアノやアコースティック・ギターを中心とした素朴なサウンドをバックに、感動的なストーリーを情感たっぷりに歌い上げる。

鷺沢文香、速水奏、橘ありす、塩見周子、二宮飛鳥の“クール・タイプ”アイドル5人による“jewlries! 003”共通曲。キラキラとしたサウンドがキーとなった王道アイドル・ポップで、落ち着いた雰囲気も持ちつつキュートに歌い上げる。

鷺沢文香、速水奏、橘ありす、塩見周子、二宮飛鳥の5人によるオーディオドラマ。アルバムの打ち上げで遊園地にやってきた5人の物語だが、冒頭のしりとりで選ぶ単語から、すでにそれぞれの個性が出まくりなのがユニーク。