アルバム『Just LOVE』のイントロダクション。恋人に対するドキドキした気持ちと新たな一日への期待を、品の良いエレクトロ・サウンドに乗せて歌う。“Take it eazy，No need to worry”という恋人へ語りかけも優しさが滲みでている。

リズミカルなハンドクラップが鳴り響く元気一杯のアッパー・チューン。“5分おきに鳴る目覚まし お願い寝かせてもう少し”から始まる、空回りしながらも恋に仕事にと奮闘する等身大の女性を描いた応援歌だ。フジテレビ系『めざましテレビ』テーマ・ソングとしても話題に。

立ち位置、性格、苦手な食べ物など正反対の嗜好を持つゆえにバランスがとれているカップルを描いた、晴れやかなガールズ・ポップ。“ハグ”のことを“ギュッとしたり”と言い換えるあたりに西野の可愛らしさが見える。

27thシングルは、取り扱い説明書になぞらえて乙女心を歌い上げるポップ・ナンバー。“たまには旅行にも連れてって”“記念日にはオシャレなディナーを”など、ともするとワガママなような歌詞も、“こんな私だけど許してね。”でちゃんと落とすあたりもニクイ。

「Game Over」などを手がけたSHIKATAが作曲で参加した、アップ・テンポなハウス・チューン。華やかなシンセ・サウンドにのせて、好きな人と目が合ったことで浮つく乙女心を“地面から2,3センチ 浮いてるみたいな気分”と可愛らしく表現している。

片想いする相手が今何しているか気になって眠れない乙女心を、柔らかい歌声で披露するバラード。“どうかどうかあの人にもう少しだけ 恋人ができませんように”と星に願う気持ちが、ドリーミーな鍵盤音とあいまって胸を詰まらせる。

「好き」「さよなら」などを手がけた佐伯youthK作曲のスロー・ナンバー。自分の中にある恋心に気付き、いち早く思いを伝えたい女性の気持ちを“今すぐにでも飛んでいくよ”とファンタジックに描いている。伸びやかで柔らかいヴォーカルも魅力的。

2015年4月に発表された26枚目のシングル。理想の相手を夢見る乙女心と“好きになった人がタイプ”という地に足ついたアンビバレントな女性の気持ちをキュートに歌う。山口隆志によるモータウン・ポップ調のベースも巧みだ。

ウクレレと口笛が軽やかなポップ・ソング。作曲は山口隆志。恋人と別れたことを“晴れて自由の身”と歌い、ノビノビとシングルライフを楽しむ姿を描きながら、“だけど少しは淋しい”と女性の本音もしっかり綴っている。

サーフロック風のエレキ・ギターによる“テケテケ”イントロから始まるEDMチューン。“ずっとこのままで 時間よ止まれ”と終わりが来るとわかっていながら、夏休みを満喫する姿を歌い上げる。作曲には嵐、安室奈美恵などへの楽曲提供で知られるエリック・リボムが参加。

ビートが跳ねるダンス・チューン。乙女心を表現するのに適した可愛らしい声を抑え、時にセクシーに時に力強く歌うヴォーカルに注目。“今日くらいは夜更かししても ハメ外してもバチ当たんない”という歌詞も、プロムのようなドキドキ感があって初々しい。

これまでも数多くの西野カナ作品を手掛けてきた、NERDHEADとして知られるGIORGIO 13 CANCEMIがGIORGIO CANCEMI名義で提供したR＆Bバラード。別れて初めて気付く恋人への思いや想い出を、寂しげに歌い上げている。

Koudai Iwatsuboが作曲で参加したガールズ・ポップス。おもちゃ箱のように、さまざまな音色が奏でられるアレンジにのせ、“最後に笑えれば Life Is Good Life Is So Good”と明るく歌いあげる。

2016年第1弾となる28枚目のシングル。52枚のトランプに彼の好きなところを書いて伝える“52 Reasons I Love You”という海外流行のラヴレターを模し、恋人の魅力を一つ一つ挙げていく。“怪獣みたいなイビキ”も好きなど、男性が聴けば自信がつくような詞が並ぶ。

アルバム『Just LOVE』のエンディングを飾るアウトロ。冒頭曲「＊Prologue＊〜Let's go〜」と同アレンジで、一日の終わりと恋人への思いを綴る。DominikaとKentaroによるAndersonsが担当したエレクトロ・トラック。