ミニ・レビュー
世界的ソリストであるヴラディミール・スローカーとその愛弟子・清水真弓、彼らを知り尽くしたフランソワ・キリアン(p)の伴奏で、トロンボーンの魅力が満喫できる一枚。スローカーの繊細な歌心、清水のダイナミックな表現力に「この楽器って簡単なんだ……」と錯覚してしまう名盤だ。★
収録曲
01トリロジー (ミシェル)
02コラール、カデンツとフガート (デュティユー)
03トロンボーンとピアノのためのソナタ「ガブリエルの声」 (シューレック)
04無言歌集〜1.浮き雲op.53-2/2.不安op.19-5/3.春の歌op.62-6/4.狩の歌op.19-3 (メンデルスゾーン)
05ロマンス (ウェーバー)
06アリアとポロネーズ (ジョンゲン)
07夜想曲第2番ニ長調 (ビゼー)
08カルメン・ファンタジー (モーティマー)
演奏
フランソワ・キリアン(P) (1)(2)(4)(6)(8)清水真弓,(1)(3)(4)(5)(8)ブラニミール・スローカー(TB)