ミニ・レビュー
初共演時(98年)のライヴ盤からこぼれたシューマン、後の2曲は2016年パリでの録音セッション。音質に違いはあるが、二人が刺激し合いながら、新鮮な喜びをもって豊かな音楽世界を作り上げていくのは同じ。特に、ニュアンス豊かなピアノに乗ってヴァイオリンが歌うバッハは必聴。
ガイドコメント
イツァーク・パールマンとマルタ・アルゲリッチ、両巨匠の共演による初のスタジオ録音アルバム。パリで新たに録音されたバッハ、シューマン、ブラームスの室内楽に加え、98年のサラトガ・フェスティヴァルからの初出ライヴ音源も収録されている。
収録曲
01ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調op.105 (シューマン)
02幻想小曲集op.73 (シューマン)
03F.A.E.ソナタ〜スケルツォ ハ短調WoO.2 (ブラームス)
04ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調BWV1017 (J.S.バッハ)
演奏
イツァーク・パールマン(VN) マルタ・アルゲリッチ(P)