[Disc 1]
01Still (version2016)
デビュー・シングルの新体制再録版。松尾潔、川口大輔ら制作陣の得意とする哀切でメロウなR&Bに乗せて、“まだあなたを愛してる”という未練の恋を歌う。同時期デビューのE-girlsとは異なる大人の色香を醸し出している。
02SAKURAリグレット (version2016)
前作同様に松尾潔プロデュースとなった2ndシングルの2016年版。4つ打ちに季節感を湛えたメロディとスパニッシュなギターを添えて、桜ソングでも多分に切なさに満ちた仕上がりに。鷲尾伶菜のヴォーカルもセクシー。
03forget-me-not〜ワスレナグサ〜 (version2016)
アニメ『機動戦士ガンダムAGE』主題歌として起用された3rdシングルの2016年版。ピアノ・ハウス風のトラックの上で彩られる流麗なメロディラインと感情高ぶるファルセットが印象的。未来を選んだ悲しき決心を歌う。
04恋人がサンタクロース (version2016)
クリスマス定番曲として絶大な人気の松任谷由実の代表曲を、松尾潔と豊島吉宏がエレクトロなダンス・トラックへと模様替え。クラブ・ユースとしてだけでなく、オールシーズンに対応させたアレンジで、ライヴ映え必至に。鷲尾伶菜のヴォーカルで再録した2016版。
05太陽と向日葵 (ひまわり) (version2016)
同日発売となるHappiness「Sunshine Dream」との対決シングルとして話題となった5thシングルの2016年版。オリエンタルな旋律と情感溢れる詞世界で、終わりゆく夏の恋模様を描く。鷲尾伶菜のみの歌唱だが、安定と切なさは向上。
06白雪姫 (version2016)
童話『白雪姫』の世界観をFlower流に染め上げたラヴ・バラードの2016年版。初のドラマ主題歌、トップ3ランクインなどグループの転機となったナンバーで、“純白の雪の中〜”以降の熱度の高さが琴線に触れる。
07熱帯魚の涙 (version2016)
雨音、中国琴、二胡などオリエンタルな導入が印象的な7thシングルの2016年版。陰影の深いビートや明澄な音色を配するも、タイトルのイメージよろしく淡い発色にまとめたアレンジが魅惑的だ。過去の夏の恋に思いを馳せるえも言われぬ心情をセンチメンタルに綴る。
08秋風のアンサー (version2016)
三代目JSB「C.O.S.M.O.S.〜秋桜〜」のアンサーソングとして制作した8thシングルの再録版。不安を抱えながらこれまで言えなかったあなたへの想いを素直に吐露するラヴ・ソングで、天高い青空のように清々しくキャッチーなメロディが印象的。
09さよなら、アリス (version2016)
“さよならだね、アリス”のフレーズが何とも哀切に響くセンチメンタルなミッド。男性目線による“別れを切り出す時”の心情を、鷲尾伶菜がもどかしさとやるせなさいっぱいに歌う。蜷川実花撮影のPVも話題となった9thシングルの2016年版。
10TOMORROW〜しあわせの法則〜 (version2016)
「さよなら、アリス」との両A面で、映画『ANNIE/アニー』日本語吹替版主題歌となった9thシングルの2016年版。ミュージカルでのおなじみの“トゥモロー、トゥモロー〜”のくだりを鷲尾伶菜が伸びやかに晴れ晴れと歌い上げている。
11Blue Sky Blue (version2016)
コーセー「ファシオ」CMソングに起用された10thシングルの再録版で、ファッショナブルながらも抜けのいい品のある清爽なサウンドワークが耳を引く。あなただけのために綺麗でいたいと告げる愛らしい女心を、季節感あふれるフレーズとともに歌う。
12瞳の奥の銀河 (ミルキーウェイ)
6人体制初の11thシングルの2016年再録版。抑揚のあるポップなメロディラインを軽やかかつしなやかになぞる、鷲尾伶菜のヴォーカルの表情に思わずハッとする。色彩の鮮やかなアレンジが光るピュアなラヴ・ソングだ。
13やさしさで溢れるように
JUJUのヒット・シングルをカヴァーした12thシングルの鷲尾伶菜による2016年再録版。悲しみの底からはい上がるようなJUJU原曲版を無理に追随せず、自らが描き得るなかでの希望を歌う姿勢で新たな解釈を生み出している。
14他の誰かより悲しい恋をしただけ
意味深なタイトルが目を引くメランコリックなミディアムR&Bチューン。あなたを愛した自分と別れるのと意地を張る失恋直前の女心を、鷲尾伶菜が切なさいっぱいの表情を湛えたヴォーカルでドラマティックに綴っている。
15人魚姫
叶うことのない恋に落ちてしまった悲痛な女心を人魚姫のストーリーになぞらえた、ドラマティックな失恋ソング。もがき苦しむ物憂げな展開のなかで、張り裂けるばかりの思いを声色豊かに吐露する鷲尾伶菜のハイトーン・ヴォーカルが魅力。
[Disc 2]
01CALL (version2016)
ソリッドなビートを用いながらもハートウォームな肌あたりを感じるセンチメンタルなラヴ・バラード。戻れないあの日を募らせながら、もう一度会いたいと胸の内を吐露する。ちらちら顔を覗かせるR&B風アレンジも好演出。
02Boyfriend (Moonlight Version) (version2016)
松尾潔、川口大輔ら初期Flower制作陣が関与したメランコリックなメロディラインが魅力のダンス・ポップ。コンテンポラリーUS風に模様替えした曲を、鷲尾伶菜版として再録。もう彼女じゃないわと伝えるメッセージが悲しい。
03初恋 (version2016)
サマンサタバサCMソングに起用され話題となったナンバーの2016年版。チキチキとなるリズムとスネアの上で彩色豊かな旋律が弾む。淡い恋心が次第に深まるような“ヒュルリラ〜”以降のフックのグラデーションが華やか。
04Dolphin Beach (version2016)
7thシングル「熱帯魚の涙」にカップリングとして収録されたナンバーの2016年版。シティ・ポップ的世界観を取り込みながら、大人の夏の恋模様を過不足ない躍動感で演出したスタイリッシュなダンス・ポップ・チューンとなっている。
05Flower Garden (version2016)
冒頭の“Welcome to Flower”や“あなたがいて 私がいる”など、ファンへのメッセージともとれる詞が印象的。正統派ダンス・ポップと呼べるリズミカルなアッパー・チューンで、文字どおり色鮮やかに花が咲き誇るような世界観だ。
06Clover (version2016)
リクルート「リクナビ進学」CMソングとして起用されるに見合った、スクールデイズが舞台。新学期から目で追ってきたキミの存在と夏服に替わる明日への期待に満ちた恋心を、フレッシュな美メロ・トラックと清々しい歌唱で描く。
07ラッキー7
低音を効かせたボトムと艶やかな声色で繰り広げるセクシーなポップ・ファンク。ラッキー7が出たら私をあげるという挑発的なアプローチを、鷲尾伶奈がグルーヴィな歌唱で演出。悩殺度高めるラップ・パートやコーラスも美味。
08Imagination
思わせぶりに振る舞う目当ての男子の態度に戸惑いながら、友達なの? 私はあなたの何なの? と恋人へと進めたい乙女心をストレートに綴る。もうキミに首っ丈なのにという気持ちをピュアに描いたダンス・ポップ・チューンだ。
09Virgin Snow〜初心 (はつごころ)〜
11thシングル「瞳の奥の銀河」のカップリング。一聴して切なさいっぱいに満ちた展開ともとれる音色だが、実は愛されることの幸せを噛みしめる心境を綴ったラヴ・ソング。藤本和則の美麗な旋律に寄り添う鷲尾伶奈のファルセットが、胸をキュッと締め付ける。
10紫陽花カレイドスコープ
大好きなあなたを訪ねる途中の道すがらも万華鏡のように輝いて見えると歌うハッピーなラヴ・ソング。平常心を保とうとしながらもついステップしてしまう、そんな様子を温かい質感と可憐なギターでリズミカルに描く。自然体に寄せた歌唱に成長の跡が。
11Dreamin' Together (version2016) (feat.Little Mix)
『Xファクター』で優勝を飾った英4人組ガールズ・グループ、リトル・ミックスを迎えたコラボレーションの2016年版。軽やかに跳ねるカッティング・ギターと颯爽としたUSポップ・サウンドにより、松尾潔が胸躍るダンス・ポップを構築。ハッピー・テイスト満載な一曲だ。
[Disc 3]〈DVD〉
01Still (Music Video)
02SAKURAリグレット (Music Video)
03forget-me-not〜ワスレナグサ〜 (Music Video)
04恋人がサンタクロース (Music Video)
05太陽と向日葵 (Music Video)
06白雪姫 (Music Video)
07初恋 (Music Video)
08let go again (feat.VERBAL (m-flo)) (Music Video)
09熱帯魚の涙 (Music Video)
10秋風のアンサー (Music Video)
11さよなら、アリス (Music Video)
12Dreamin' Together (feat.Little Mix) (Music Video)
13Blue Sky Blue (Music Video)
14瞳の奥の銀河 (ミルキーウェイ) (Music Video)
15やさしさで溢れるように (Music Video)
16他の誰かより悲しい恋をしただけ (Music Video)
[Disc 4]〈DVD〉
01THIS IS Flower〜True Story of the Flower Garden〜