ミニ・レビュー
バレエの神様と言われたアンセルメとスイス・ロマンドによる“良き伝統”を継承するかのように、山田は同オケでシリーズ録音を続けている。第3弾はロシア。チャイコフスキーからショスタコーヴィチまで、バレエ音楽の神髄を洗い直している感が強い。★
収録曲
01組曲「白鳥の湖」op.20a (チャイコフスキー)
02演奏会用ワルツ第1番ニ長調op.47 (グラズノフ)
03演奏会用ワルツ第2番ヘ長調op.51 (グラズノフ)
04バレエ組曲「黄金時代」op.22 (ショスタコーヴィチ)
05若い象のためのサーカス・ポルカ (ストラヴィンスキー)
演奏
山田和樹指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 (1)ボグダン・ズヴォリステアヌ(VN) フランソワ・ギィ(VC) オリヴィエ・ボンブラン(CL) ノートブルガ・プスカス(HP) (3)アレクサンドル・ドワジー(SS)