渡辺拓也が作編曲を手がけたシリアスな雰囲気のポップ・チューン。ひとつなぎの声は、舞い上がるほど強くなる……“戦術音楽ユニット”たる彼女たちの想いが詰まった言葉の数々を、ドラマティックなメロディと美しいコーラスで綴る。

TVアニメ『マクロスΔ』の後期オープニング・テーマ起用の2ndシングル。音数は少なめながら、細やかなリズム・アプローチで疾走感を演出したスタイリッシュなアップ・チューン。5人それぞれが次々にマイクを繋ぐ歌割りも楽しい。

かせきさいだぁが作詞を、TeddyLoidが作編曲を手がけたエレクトロなダンス・チューン。ブーピーなボトムにスペイシーなサウンドで彩りを添えつつ、甘い恋を描いた歌詞はかなり女子力高め。エフェクトをかけたヴォーカルも新鮮。

スケールの大きなロックを機軸に、エレクトロ要素も取り入れたミディアム・アップ。メイン・ヴォーカルを務める美雲（CV：JUNNA）の力強い歌声を、フレイア（CV：鈴木みのり）がコーラスで支えるデュオ編成。作詞はサエキけんぞうが担当。

鈴木さえ子が制作に参加、ドラムとストリングスを中心に、タイトルどおり電子の海を想起させるような複雑なアレンジを施したトリッキーなナンバー。メイン・ヴォーカルをとるレイナ（CV：東山奈央）のウィスパー調のヴォーカルもハマっている。

TVアニメ『マクロスΔ』後期エンディング・テーマの、美雲（CV：JUNNA）のソロをメイン、他メンバーはコーラスにまわったヴァージョン。ホーンを交えたどこか歌謡曲的な雰囲気をもつアップ・チューンで、美雲の表情豊かなヴォーカルが映える。

“挑戦しちゃえば宇宙に飛びだす系女子です。”というフレイア（CV：鈴木みのり）の歌い出しに驚かされるポップ・チューン。“海賊放送局”として、扇動するようなフレーズをキュートに歌い上げる。色鮮やかなサウンドスケープが心地よい。

堂島孝平が作詞作曲を、北川勝利が編曲を手がけたカナメ（CV：安野希世乃）のソロは、高BPMにしてホーンも配したスウィング感あふれるポップ・チューン。未来を掴むべく奮闘する力強い言葉が並ぶが、タイトルのフレーズは強烈。

タイトルどおりのバースデイ・ソングで、1分半ほどの小品。『マクロスΔ』にてフレイアに向けて歌われた楽曲だけに、歌唱は美雲（CV：JUNNA）、カナメ（CV：安野希世乃）、レイナ（CV：東山奈央）、マキナ（CV：西田望見）が担当。穏やかな歌唱に心が洗われる。

北川勝利のペンによる、フレイア（CV：鈴木みのり）をメインに据えたミディアム・バラード。冬が似合うサウンドに乗せたラヴ・ソングで、ピュアな想いをしっとりと、大切に歌い上げる。中盤には誕生日を祝われた感謝を告げるセリフ・パートも収録。

『マクロスΔ』19話のエンディングとして使用された楽曲を、フレイア（CV：鈴木みのり）をメイン・ヴォーカルにしたヴァージョン。坂本真綾が作詞を担当、“30年に一度の星座が近づいてる”などストーリーともリンクする儚いフレーズが感動的。

84年公開の『マクロス』劇場版主題歌として発表された楽曲を、ワルキューレ・ヴァージョンでリメイク。飯島真理の原曲よりもドリーミーなサウンドへとシフト、感動的なバラードに仕上がっており、美しいコーラスはワルキューレならでは。