ミニ・レビュー
“空”を守る音楽隊も創設以来半世紀を越えた。抑止力として、いつまでもその翼が“飛び立たない”ことを祈らずにはいられないが、音の翼は国境も政治も軽々と飛び越える。河口恭吾などの参加も楽しいが、隊所属の作曲家による行進曲「碧空」は楽譜も公開されているというからぜひ利用したい。
ガイドコメント
世界有数のブラス・バンドである航空自衛隊航空中央音楽隊の創設55周年記念アルバム。オリジナルから河口恭吾や青木エマらゲスト・ヴォーカルを招いてのポップスまで、多彩な曲目で楽しめる。
収録曲
01「ブルー・インパルス・セレクション」〜ドルフィン・イン・ザ・スカイ (矢部政男)
02シャローム (和田信)
03「威風堂々」第1番 (エルガー)
04夢で逢えたら (吉川慶編)
05航空自衛隊行進曲「空の精鋭」 (矢部政男)
06東京オリンピックファンファーレ/東京オリンピックマーチ (今井光也、古関裕而/小杉比編)
07亜麻色の髪の乙女 (吉川慶編)
08スター・ウォーズ (メイン・タイトル)
09また君に恋してる (吉川慶編)
10行進曲「蒼空」 (和田信)
11行進曲「ブルー・インパルス」 (青い衝撃) (斎藤高順)
12碧空 (服部隆之)
13風薫る (田中裕香)
演奏
航空自衛隊航空中央音楽隊 (1)(2)(5)(8)佐藤義政,(3)(4)(6)(7)(9)三宅崇生,(10)〜(13)水科克夫(指揮) (4)青木エマ,(7)辰巳真理恵,(9)河口恭吾(VO)
録音
(1)〜(9)2016.7 (10)〜(13)2014.6