ミニ・レビュー
アメリカで活躍する邦人指揮者がTKWOを指揮した白熱の名演がぎっしり。「ラプソディ・イン・ブルー」は、今は亡きTKWOバスクラの名手による編曲版。昭和の吹奏楽史を飾った名曲がずらりと並んでいる。それらをいきいきと楽しみながら演奏する名手たちの愉悦にあふれた演奏が素晴らしい。★
ガイドコメント
日本有数の吹奏楽団、東京佼成ウインドo.が2014年に行なった第121回定期演奏会のライヴ録音。米オーガスタ響でも振る俊英シズオ・Z・クワハラによる指揮のもと、バーンスタイン「キャンディード序曲」などを披露している。
収録曲
01ロッキー・ポイント・ホリデー (R.ネルソン)
02古いアメリカ舞曲による組曲 (R.R.ベネット)
03春になって、王達が戦いに出るに及んで (D.R.ホルジンガー)
04ラプソディー・イン・ブルー (ガーシュウィン/木村牧麻編)
05ウェーバーの主題による交響的変容 (ヒンデミット/K.ウィルソン編)
06キャンディード序曲 (バーンスタイン/C.グランドマン編)
演奏
シズオ・Z・クワハラ指揮 東京佼成ウインドオーケストラ (4)ステュワート・グッドイヤー(P)