ミニ・レビュー
指揮者と作曲家が楽し気に“手打ち”する姿を捉えたジャケ写がすべてを語る。ライヒの80歳を祝い、大編成オケのための作曲を停止するまでの作品で1枚、新たな“管弦楽版”初録音2作品で1枚、珠玉の2枚組。混沌の20世紀を生き抜いた21世紀の姿、K.ヤルヴィの余裕の表情が眩しい。★
ガイドコメント
パーヴォ・ヤルヴィの弟、クリスチャン・ヤルヴィによる一枚。ミニマル・ミュージック創始者のひとり、スティーヴ・ライヒの80歳記念アルバムで、オーケストラ版では初の録音となる「ダニエル・ヴァリエーションズ」「ユー・アー」などを収録。
収録曲
スティーヴ・ライヒ:
[Disc 1]
01デュエット〜2つの独奏ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための
02クラッピング・ミュージック
03フォー・セクションズ
[Disc 2]
01ダニエル・ヴァリエーションズ
02ユー・アー (ヴァリエーションズ)
演奏
クリスチャン・ヤルヴィ指揮 [1] (1)(3) [2] MDRライプツィヒ放送交響楽団 [1] (1)アンドレアス・ハルトマン,ヴァルトラウト・ヴェヒター(VN) [2] MDRライプツィヒ放送合唱団
録音
[1] 2014.5 [2] (1)2016.5 (2)2014.4,6,7