ミニ・レビュー
ボッセ、ズスケ、ヘントシュケ、バウアーというLGSQ全盛時代の録音で、エテルナ原盤とオペラ原盤からの板起こしだが、特にオペラ原盤からのモーツァルト、第14番は、マニアにはたまらないだろう。現代的な洗練さ、ある種の軽さはないが、この腰の据わった響きは、ほかでは得られない。
収録曲
ベートーヴェン:
01弦楽四重奏曲第1番ヘ長調op.18-1
モーツァルト:
02弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387
03弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575「プロシャ王第1番」
演奏
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団(ゲルハルト・ボッセ,カール・ズスケ(VN) フリッツ・ヘントシュケ(VA) アルヴィン・バウアー(VC))