ミニ・レビュー
来日のたびにファン層を広げている英国のア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8。まさに癒しという形容詞が似合う、クリスマスものという範疇を越えたアルバム。曲名や作曲者名を知らなくても、耳にすんなり入ってくる、思わず病み付きになる極美の音たち。合唱ファンに限らず幅広くお薦め。
ガイドコメント
男女8名からなる精鋭ア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8によるデッカからの3枚目。冬の静謐さと透明感あふれるウィンター・アルバムで、世界初録音となる4作品を含むさまざまな冬の歌を奏でている。
収録曲
01フォー・ナウ・アイ・アム・ウィンター (アルナルズ、アルナルソン/ジェフ・ローソン編)
02エサイの根より (プレトリウス、サンドストレーム)
03ウィンター (デール)
04バルラロウ (ポット)
05今こそ主よ、僕を去らせたまわん (ペルト)
06プレインスケイプ (ヴァスクス)
07死ぬほど愛して (アレクサンダー、ウィルソン/ジェフ・ローソン編)
08木枯らしの風 吹きたけり (ホルスト/イェイロ編)
09沈黙の果実 (ヴァスクス)
10今こそ主よ、僕を去らせたまわん (ラフマニノフ)
11闇も あなたに暗くなく (ビンガム)
12雪はすぐとける (民謡)
演奏
ヴォーチェス8 (1)ステファニー・エード(VC) (1)(9)ベンジャミン・ロスカムズ(VA) (1)(14)エレノア・ターナー(HP) (3)(5)マリ・サミュエルソン(VN) ホーコン・サムエルセン(VC) (3)(11)ハウ・ワトキンス(P,チェレスタ)