ミニ・レビュー
師ホリガーが開拓したオーボエの新たな奏法と響きの可能性を継承するのみならず、インデアミューレはそこに人間臭いイマジネーションを触発する。やや、こんな音が! と耳が動く傍で、何かヴィジュアルな光景、あるいはモヤとした情の景色がソクと浮かびくる。クールな抽象性とは異色の親密な音世界だ。★
収録曲
01ホラエ・ヴォルビレス (シルヴェストリーニ)
02ロタツィオーネン〜無伴奏オーボエのためのモザイク (ヘフティ)
03管楽器のためのモノディ (レーマン)
04メランコリックな組曲〜エレクトロアコースティック・オーボエのための (インデアミューレ)
録音
(1)2009.1 (2)(3)2011.2 (4)2015.8