ミニ・レビュー
N響の次席奏者・大宮臨太郎&藤村俊介の2枚目のCD。互いに相手を尊重しつつも自身のアイディアや個性を存分に発揮して、親密なアンサンブルを展開する。伸びやかなベートーヴェン&バッハの編曲作品も魅力的だが、コダーイでは民俗音楽的語法を駆使したラプソディックな作品の真価を再認識する。
収録曲
01ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲op.7 (コダーイ)
023つの二重奏曲第3番変ロ長調 (ベートーヴェン)
03フランス組曲第2番〜メヌエット (J.S.バッハ)
04フランス組曲第5番〜ブーレ (J.S.バッハ)
05フランス組曲第6番〜ポロネーズ (J.S.バッハ)
062声のインヴェンション第1番 (J.S.バッハ)
072声のインヴェンション第13番 (J.S.バッハ)
082声のインヴェンション第14番 (J.S.バッハ)
09アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー)