ミニ・レビュー
クロス・オーヴァーした人気を誇るスペイン人ギタリスト、4年ぶりとなるアルバム。彼の核となるフラメンコに回帰した一作で、その本場のアンダルシア地方のミュージシャンを起用して録音されている。結果、彼が持つブライトな切れや透明感を介する広がりのようなものは明快に表に出された。
ガイドコメント
スペイン生まれのフラメンコ・ギタリスト、ビセンテ・アミーゴの8thアルバム。25年のキャリアにおいて最もフラメンコのルーツに回帰した、すべてビセンテによる書き下ろしの新曲となっている。「レクイエム」はパコ・デ・ルシアをトリビュートした曲。
収録曲
01アモラリー
02グアダメシ
03贈り物 (ラ・フラグア)
04オルフェブレスの橋 (プエンテ・デ・ロス・オルフェブレス)
05セビリア
06人魚の広場 (プラサ・デ・ラス・シレナス)
07カンディルに捧げるティエントス (ティエントス・デル・カンディル)
08月は泣いている (ラス・クアトロ・ルナス)
09鎮魂歌 (レクイエム)