ミニ・レビュー
母国アイスランドで地位を確立し、グラモフォン・デビューとなったオラフソン。第1弾にグラスを選んだのは、交流のある存命の作曲家を取り上げたかったからだとか。「反復は繰り返しでなく螺旋だ」と語るオラフソンの言葉通り、調性を行き来しながら、どこか美しい場所に連れていってくれる。
ガイドコメント
アイスランド出身のピアニスト、ヴィキングル・オラフソンのドイツ・グラモフォンからのデビュー・アルバム。2017年に生誕80年を迎えるミニマル・ミュージックのレジェンド、フィリップ・グラスへのトリビュート・アルバムとなっている。
収録曲
フィリップ・グラス:
01グラスワークス〜オープニング
02エチュード第9番
03エチュード第2番
04エチュード第6番
05エチュード第5番
06エチュード第14番
07エチュード第2番 (リワークト・バイ・クリスチャン・バズーラ)
08エチュード第13番
09エチュード第15番
10エチュード第3番
11エチュード第18番
12エチュード第20番
13グラスワークス〜オープニング (リワークト・バイ・クリスチャン・バズーラ)
演奏
ヴィキングル・オラフソン(P) (7)(13)シッギ弦楽四重奏団