ミニ・レビュー
ギロックは、アメリカの作曲家兼教育者。彼の曲はおもにピアノ学習者の教材用に用いられるが、メロディックで、曲ごとにドラマを持っているので、学習者の音楽性が育まれる。同時にそれは、豊かな音楽性を持った人が弾けば、捨てがたい魅力を発揮する。そういう点では、小原はうってつけのピアニストだ。
ガイドコメント
アメリカの作曲家ウィリアム・ギロックの生誕100年を記念した、ピアニスト小原孝のアルバム。常に子供たちの心と体の成長に合わせて取り組んだギロックの魅力を、小原の弾くピアノでみごとに表現している。全35曲を収録。
収録曲
ギロック:〈「はじめてのギロック」より〉
01道化師たち
02おばけの足あと
03ガラスのくつ
04アルゼンチン
05真夜中のふくろう
06雪すべり
07インディアンの踊り
08おもちゃのダンス
09東洋の市場
10サマータイム・ブルース
11ウィンナー ワルツ
12悲しいワルツ
13手品師
14古い農民歌
15フランス人形
16森の伝説
17森の妖精
18サラバンド
19ワルツ エチュード
20雨の日のふんすい
21雪の日のソリのベル
22金魚
23森のざわめき
24月の光
25秋のスケッチ
26ダイアナの泉
27飛翔
28魔法の猫
29「ピアノピース・コレクション1」〜楽しい休日
30モンテレーの休日
31パリの休日
32スペインの休日
33ヨーヨー・トリック
34歌ってごらん、子猫ちゃん
35女王様のハープシコード
36「ピアノピース・コレクション3」〜フィエスタ・マリアッチ (連弾)
37「ジャズスタイル・ピアノ曲集」〜カネール・ストリート・ブルース
38ハッピー・バースディ・トゥー・ユー