ミニ・レビュー
2016年夏の両腕骨折事故からの復帰作。握力が戻らないために指とピックを接着していたという。今作にはこれまでのマイク人脈が総出演の勢い。大胆なホーン・アンサンブルと伝統的なジャズのニュアンスの中に、マイク節も健在。大事故があったとは思えない会心作。
ガイドコメント
フュージョン・ギタリストの代表格の一人による2017年作。〈ヘッズ・アップ〉レーベルでの5作目にあたるもので、前年に遭った不慮の事故から立ち直ったマイク・スターンの彼らしいプレイが堪能できる。
演奏
マイク・スターン(G) ジム・ビアード(KEY,P,OG) (1)(2)(6)デニス・チェンバース,(3)(4)(10)(11)レニー・ホワイト,(5)(9)ウィル・カルホーン,(8)デイヴ・ウェックル(DS) (1)ヴィクター・ウッテン,(2)(6)トム・ケネディ,(3)(4)(7)(8)(10)(11)テイモア・フェル,(5)(9)エドモンド・ギルモア(B) (2)ランディ・ブレッカー,(4)(11)ウォレス・ルーニー(TP) (1)(6)ボブ・フランセスチーニ,(3)(10)ビル・エヴァンス(TS) (1)(2)(4)(7)(8)アルト・トゥンクボヤシアン,(10)エルハジ・アリュン・フェイ(PERC) (7)(9)レニ・スターン(N'GONI) (7)ジオ・モレッティ(VO)