ミニ・レビュー
立ち上げに参加したグリフォンに残した76年の名作。数々の映画音楽を手がけ、脂の乗りまくっていた時期で、アルマン・ミジアニやフィル・ウッズをはじめ総勢50名以上の気の合うミュージシャンを集めて録音。豪奢な曲からひそやかでロマンティックな曲まで、ルグランの多彩さが色濃く出たジャズ作品だ。
ガイドコメント
ルグラン・ファンが待ち焦がれていた名作のCD化。ホイッスル、スキャットなど近年のクラブDJが身震いするような要素も取り入れられ、軽やかなボッサ・サウンドもカフェ・テイストにバッチリ。
収録曲
01ワンス・アポン・ア・サマータイム (リラのワルツ)
02哀しみの奥底に
03ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
04遥かなるさすらい人
05クリスティーヌ
06スウィート・ジンジャー・ブレッド・マン
07ハッピー
08スノーバード・セレナーデ
09フィックル・フィンガーズ
10小さな愛の歌
11美しき愛のかけら