[Disc 1]
01Why? (Keep Your Head Down)
フジテレビ系ドラマ『美しい隣人』主題歌となった再始動第1弾シングル。美しくも毒気を含んだミステリアスな世界観で魅了する、重厚なロック・テイストのミディアム・ダンサーだ。コロコロと表情を変える激情型のヴォーカル&ラップで、背を向けた君への愛憎を描く。
02B.U.T (BE-AU-TY)
恋に落ちた男の高鳴る気持ちを“ドゥンドゥンドゥンドゥン……”と描写したソリッドなエレクトロ・ダンサー。激しいアッパー・ビートと鋭いヴォーカル&ラップが情熱的な想いと衝動を伝えている。スリリングでセクシーなトラックはかなり刺激的だ。
03Humanoids
韓国第6集アルバムのリパッケージ盤タイトル曲の日本語ヴァージョン。人の永遠のテーマである“人生の意味”を問いかける歌詞が展開。クールなエレクトロ・サウンドだが、終盤にライヴ時の“Make Some Noise”の掛け声がサンプリングされ、劇的に盛り上がる。
04MAXIMUM
ユ・ヨンジン制作のエスニックな薫りが漂うクラブ・エレクトロ。限界突破して頂上制覇と自身を熱く鼓舞する曲だが、“これ以上狭い場所にいられるはずがない”“絶対立ち止まりはしない”のフレーズからはこれまで苦悩にあったユンホ&チャンミンの気概も見え隠れする。
05Catch Me-If you wanna-
韓国リリース第6集のタイトル曲を日本語化した36thシングルで、フジテレビ系ドラマ『サキ』主題歌。冷え切ってしまった二人の関係に戸惑う悲哀とやりきれなさが入り混じった感情を、メランコリックなメロディが走るデジタルなエレクトロ・ダンサーで描いている。
06Spinning
エイメリーあたりを想起させる性急なヒップホップ・ダンサー風のアッパー・チューン。スリリングかつドラマティックな展開のなかで、色香漂うファルセットも繰り出して狂おしいほどの恋を歌う。近未来スパイ映画といった趣だ。
07Something
ささやきから幕を開け、褐色のベース、照りのあるホーン、華やかなコーラスと、艶やかなジャズ・テイストでスウィング。本当は臆病なんじゃない? とクールを気取る女心を揺さぶる、プレイボーイのアプローチを描く40thシングル。ノリの良いヴォーカルもキマっている。
08Superstar
東方神起再始動第2弾シングル。MJの再来と言われたブランドン・ハワード「スーパー・モデル」のユンホ&チャンミン版ともいえるセクシーなクラブ・ダンサーで、目もくらむほどの君とのサマータイム・ラヴをホットに描き出す。「セブン-イレブン フェア」CMソング。
09OCEAN
東方神起楽曲ではおなじみの井上慎二郎のトラックによる37thシングル。爽やかな季節感を描いたエレクトロ風味のアッパーなダンス・ビートで、心待ちにした夏への期待感を煽るサマー・ラヴ・ソングだ。“ウガ、ジャカ、オラ、ギヴ・ミー・ビート”の導入も印象的。
10I Don't Know
悩ましい女性に溺れ振り回される男の心情を吐露したエネルギッシュなヴォーカルに魅了されるダンサブルなアップ。スリリングでハードな世界観に包まれた刺激的なサウンドに、思わずクラクラしそうだ。そごう・西武「銀のクマの銀カード-東方神起編-」CMソング。
11Sweat
熱帯夜でのホットなラヴ・アフェアを描いた通算41枚目のシングル。ジャジィなグルーヴとニュージャックスウィングもチラリと覗かせるダンサブルなナンバーで、チルなフレーズもあり、アダルトなユンホとチャンミンのヴォーカルが堪能できる。
12ANDROID
2012年7月リリースの35枚目のシングル。スタイリッシュなエレクトロ・ダンス・トラックに乗せ、目標に向かって恐れず、諦めず挑戦していけという力強いメッセージを伝える。本人たち出演の「メディカルシャイン」CM起用でも話題に。
13SCREAM
冒頭から“標的はオマエだ 覚悟しておけ”と物騒な叫びから始まるが、映画『貞子3D2』主題歌となったとなれば納得か。野性味あふれる雄々しいデジタル・ロック風で、愛と欲望どっちが欲しいんだ? と迫る。切り裂くような歌唱が印象的な38thシングル。
14Rising Sun (Re-recording version)
扇動感あふれるブレイクビーツとアナログ・サウンドが絶妙に絡まる一曲。変調に変調を重ねたり、突然拍子を変えたりする意表をついたサウンド作りが印象的で、中毒性アリ。ユノによる巧みな日本語のラップにも注目したい。
[Disc 2]
01Duet
二人で過ごせる時間が宝物……君とともに愛する言葉(=“デュエット”)を奏でたいと綴るミディアム・チューン。シンプルなギターが爪弾かれるヴァースから一気にアッパーなフックへと駆け抜ける展開は、君へのあふれる想いが弾けるようだ。
02One More Thing
BeeTVドラマ『Let M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語』主題歌。好きな人への愛を誓い、“ありのままの君を愛してゆくよ”と綴る甘いミッド。美しいメロディと情感を込めたヴォーカルが、ロマンティックな歌詞の世界観をいっそう引き立てる。
03Weep
曲名は“涙を流して泣く”の意味。アウトロの“ラララ〜”のシンガロングが印象的な、軽快ながらもハートウォームなミッド。“君が見てるから 僕は歌うんだ”のフレーズには、グループとしての苦難を乗り越えてファンと再会できた喜びと感謝が込められているよう。
04White
「Stand by U」などを作詞した井上慎二郎によるウィンター・ポップ。ずっと君の愛とともにいたいと思っていたけれど……かつて過ごした特別な日に思いを馳せる気持ちを描く。ワム!「ラスト・クリスマス」風の展開が、よりほろ苦い失恋ソングにさせている。
05Telephone
落ち着きあるしっとりとしたギターをバックに、恋人同士の深夜の電話を再現してみせたスウィートなミディアム・チューン。多重録音による温かなヴォーカルが、心にスッと入り込んでくるようだ。ラストの“寝ちゃったかな?”のフレーズは悩殺間違いなし。
06Wedding Dress
男女ヴォーカル+1MCからなるWHITE JAMが制作に大きく関与した、クラブ/ヒップホップ・テイストのミディアム・ポップ。タイトルどおりのウェディング・ソングで、ポジティヴなサウンドが心を躍らせる。BeeTVドラマ『最上のプロポーズ』主題歌。
07逢いたくて逢いたくてたまらない
東方神起のバラードを数多く手がける井上慎二郎制作のミディアム・メロウ・チューン。冒頭のアコギの爪弾きと口笛による牧歌的な雰囲気で始まり、タイトルをリフレインするサビで一気に“切なさ”が弾ける。全体的に優しい質感の声で歌い上げているのがいい。
08Time Works Wonders
42ndシングルは、夏の終わりと秋の訪れを感じさせるちょっぴりノスタルジックなミディアム・ソウル・バラード。もう一度解り合えるはずだと、恋人に愛しき日々へ戻ろうと語りかける。芳醇なファルセットとハーモニーが美味。
09Cheering
まぶしい太陽から元気をもらえる朝を描いたようなアクティヴなサウンドが印象的なダンス・チューン。爽やかな“頑張っていよう”のフレーズは、心身ともにハツラツとさせてくれる。もう一度夢を見るために頑張ろうと背中を押すエール・ソングだ。
10In Our Time
“僕らはひとつになれるよ それをいま 信じよう”という詞に象徴されるように、人の優しさ、希望や幸せを願う気持ちが込められたバラード・ソング。“La la la……”のコーラス・パートは、ライヴでのシンガロングで盛り上がりそうだ。
11Thank you my girl
パッヘルベルの「カノン」を大胆に導入したミディアム・エレクトロ・ダンサー。大切な君を守りたいと感謝と愛情を伝えている。ヴォイス・エフェクトなどの現代的な要素とクラシックとの融合が、斬新さを生んでいる。セブンネットショッピングCMソング。
12Believe In U
細やかなピアノのフレーズのループと温かいトロンボーンが春の萌芽を感じさせる色鮮やかなミディアム・ポップ。周りは気になるけれど、自身を信じて終わりなき夢を目指して歩いていこうと軽やかに語りかける。二人から勇気をもらえる曲だ。
13どうして君を好きになってしまったんだろう? (Re-recording version)
僕の前から去ってしまった君への日ごとにつのる想いを綴った切ないミディアム・バラード。シンプルなリズム・トラックを下敷きにした、次第に熱がこもっていく歌声からは哀切が感じられる。ギターをバックに歌うサビのハモリが出色。
[Disc 3]
01シアワセ色の花
鍵盤とストリングスを中心としたメロディアスなトラックをバックに、いつまでもずっとあなたを愛していると告げる究極のラヴ・バラード。7分弱におよぶドラマティックなラヴ・ストーリーが涙を誘うのは、愛しさと優しさに満ちあふれたヴォーカルの影響が大きい。
02サクラミチ
出会いと別れの季節にふさわしいセンチメンタルなメロディラインが胸をギュッと締めつける。一度は別々の道を歩んだ二人が再び桜の舞い散る道で出会い、手を取り未来へと歩もうと誓うラヴ・バラードだ。ドラマ『花嫁のれん』主題歌となった43rdシングル。
03Chandelier
君は僕のシャンデリアと呟くのは、僕の帰る場所は君なんだという意味。メロディアスなミディアム・バラードによるラヴ・ソングで、情感のこもったヴォーカルが心と涙腺を刺激する。君をファンに置き換えれば、悩殺&号泣必至だ。
04君のいない夜
麗らかでドラマティックなストリングスとピュアなピアノが映えるラヴ・バラード。大切な君がいない夜を見上げながら喪失感に打ちひしがれる心情を、情感溢れんばかりに歌い綴る。ユンホとチャンミンのハーモニーにたっぷり酔える涙ソングだ。
05I love you
アルバム『TREE』ではイントロとして収められていたジェントルなラヴ・バラードのフルヴァージョン。優しく穏やかなピアノとゆるやかにそよぐ風のようなストリングスをバックに、伝えきれない愛する気持ちを美しいファルセットのハーモニーで綴る。
06With Love
君への偽らざる愛を語ったメッセージ・ソング。整ったハーモニー以上に次第に熱を帯び、高ぶるまま歌いあげたヴォーカルが胸を打つ。バックのアコーディオンの懐かしく優しい音色が、ヴォーカル圧をほどよい加減に和らげている。
07I Know
フジテレビ系『キャサリン三世』エンディング・テーマとなった日本オリジナルのバラード。叶わない恋だとしても君への想いが止められない……ただ好きなだけなのにという胸が詰まる想いを、情感溢れるヴォーカルで語りかける。水滴音や切ないメロディが悲哀を高める。
08STILL
2012年3月リリースの34thシングル。手がけるのは、東方神起の名バラードを数々送り出してきた井上慎二郎。終わってしまった恋をふとした瞬間に思い出し、“ただ泣いたんだ”という男の心情を、艶のあるヴォーカルで切なく情熱的に描き出している。
09Calling
生命力と躍動を感じるドラマティックなラヴ・バラード。タイトルには“神のお召し”という意味もあり、君と出会い愛する天命を誓っている。終盤の高揚したヴォーカルには、何があっても永遠に君を守るという決意が感じられる。
10愛をもっと
君のために僕の愛をもっと届けたい……と願うメロディアスなミディアム・バラード。甘さのなかにも強い信念がうかがえる、二人のヴォーカルの訴求力は抜群だ。本人たちも出演した江崎グリコ「牧場しぼり」CMソング。
11One and Only One
“誰だって愛されるべき”という思いと、そのために“僕に何が出来るだろう?”という問いかけが交差する、互いが認め合い寄り添うことを願ったミディアム・チューン。切々と歌い上げるヴォーカルや壮大なストリングスが、深い感動を呼びさます。
12TREE OF LIFE
7thアルバム『TREE』のタイトル曲ともいえる流麗なメロディを紡ぐミディアム・バラード。四季の移り変わりとともに成長する大きな木とともに愛も育んでいこうと歌う、エターナルなラヴ・ソングだ。熱のこもった歌唱も感動を呼ぶ。
13Bolero (Re-recording version)
映画『昴-スバル-』メイン・テーマ・ソングとなった25thシングル。ドラマティックなストリングスが導く、ワルツのリズムを取り入れたミディアム・スロー・バラードだ。絞り出すような抑えた歌唱で包み込むように深い愛を歌い上げている。
[Disc 4]〈Blu-ray〉〈Music Clip〉
01Why? (Keep Your Head Down)
02I Don't Know
03Superstar
04B.U.T (BE-AU-TY)
05Duet
06Winter Rose
07STILL
08ANDROID
09Catch Me-If you wanna-
10I Know
11Humanoids
12In Our Time
13OCEAN
14SCREAM
15Very Merry Xmas
16White
17Something
18TREE OF LIFE
19Sweat
20Time Works Wonders
21Spinning
22Chandelier
23サクラミチ
24Jacket Off Shot Movie