ミニ・レビュー
1959年、セゴビアによる来日公演の貴重な記録。会場は九段会館だというから懐かしい。当時の日本はギターブーム真っ盛り。ギターファンの熱気はどれほどだったろうか。円熟期にあった巨匠の至芸が、モノラルだとはいえ、これが60年近く前の録音だとは思えないほど明瞭にとらえられている。
収録曲
01ガボット1、2 (J.S.バッハ)
022つのメヌエット (ラモー)
03グランソロop.14〜アレグロ (ソル)
04前奏曲3番 (ヴィラ=ロボス)
05スペイン舞曲10番 (グラナドス)
06華麗なエチュード (ジャン=デルフィン・アラール/F.ターレガ編)
07朱色の塔 (アルベニス)
08ノルテーニャ「アギーレ讃歌」 (ゴメス・クレスポ)
09エチュード1番 (ヴィラ=ロボス)