ミニ・レビュー
アルバム・デビューが2007年で、ヴァン・クライバーン・コンクールが2009年。以後目覚ましい活躍と驚くべき成長を続けている辻井。どんな時でも崩れない美しい音色とハーモニー、作品の真意をつかみ取り自然に音にしていくピアニズム。自作集では、親しみやすくピアノの楽しみが味わえる。
ガイドコメント
2017年11月8日リリースのデビュー10周年を記念した2枚組アルバム。DISC 1には「英雄ポロネーズ 」「亡き王女のためのパヴァーヌ」をはじめとしたクラシック曲を、DISC 2には「しあわせな未来」「水と緑の物語」といった自作曲を収録。
収録曲
[Disc 1]〈CLASSICAL〉
01英雄ポロネーズ (ポロネーズ第6番変イ長調op.53) (ショパン)
02ノクターン第20番 (ノクターン第20番嬰ハ短調) (遺作) (ショパン)
03別れの曲 (エチュードop.10-3) (ショパン)
04革命 (エチュードop.10-12) (ショパン)
05ベルガマスク組曲 (ドビュッシー)
06喜びの島 (ドビュッシー)
07亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
08水の戯れ (ラヴェル)
09愛の夢第3番 (リスト)
10ため息 (リスト)
12ラ・カンパネラ (リスト)
[Disc 2]〈ORIGINAL〉
01しあわせな未来
02しあわせな未来 (バラード・バージョン)
03水と緑の物語
04鳥獣戯画 出会い篇
05鳥獣戯画 そして旅はつづく篇
06美の巨人たち オープニング・テーマ (山下康介編)
07美の巨人たち エンディング・テーマ (山下康介編)
08マエストロ! エンディング・テーマ (山下康介編)
09真田丸 メインテーマ (ヴァイオリン&ピアノ版) (服部 之)
10真田丸 真田丸紀行 (ピアノ・ソロ版) (服部 之)