ミニ・レビュー
シダー・ウォルトンの珍しいフュージョン作品。しかしそこは彼のこと。アルバムはジョン・コルトレーンの名作ブルースで始まるが、しかしどの曲も見事なフュージョン、あるいはロックに変身している。アレンジの巧みさとエレクトリック・サウンドに驚かされる一枚。
ガイドコメント
ハードバップの実力派ピアニストが1975年にRCAからリリースした異色作。エレクトリック・ピアノを弾くウォルトンが聴ける珍しい作品であり、コルトレーンらの名曲を大胆にアレンジするセンスが光る。
演奏
シダー・ウォルトン(KEY,SYN) ゴードン・エドワーズ(B) スティーヴ・ガッド(DS) 川崎燎(G) オマール・クレイ,レイ・マンティラ(PERC) ウェイン・アンドレ(TB) フランク・フォスター(TS) チャールス・デイヴィス(AS,BRS) ロイ・バロウズ(TP,FLH) 他