ミニ・レビュー
カナダの自作自演歌手がジャズ、ロック、ポップスの垣根を取り払う独自の音楽を提示した第6作。力強く弾ける1曲目からラテン味の2曲目、浮遊感のある3曲目と続く変幻自在の冒頭が素晴らしい。コールドプレイやデヴィッド・ボウイなどのカヴァーも個性的な仕上がりだ。音楽家として懐が深い。
ガイドコメント
カナダが生んだ実力派女性ヴォーカリストの一人。本作は2018年リリースとなる作品で、ニューヨークでの活動の集大成的な一枚。コールド・プレイやデヴィッド・ボウイの名曲カヴァーも収録。
収録曲
01GOT TO LOVE
02WE GO
03SATELLITE
04YELLOW
05REFUGEE
06DOLORES ANGEL
07QUEEN OF HEARTS
08SERENBE
09CODE BREAKING
10I THINK IT'S GOING TO RAIN TODAY
11WIND
12LET'S DANCE
13HEART OF GOLD
演奏
ライラ・ビアリ(VO,P,KEY) ラーネル・ルイス(DS) アンプローズ・アキンムシーレ,マイク・マー(TP) サム・ヤヘル(OG) ジョージ・コラー(B) リサ・フィッシャー,カルロス・リケッツ,ジョー・ローリー(VO)