ガイドコメント
BIGBANGのヴォーカリスト、D-LITEの約3年ぶりとなる“宴会企画”第2弾ミニ・アルバム。いきものがかりの水野良樹が手がけたアップ・ナンバー「あ・ぜ・ちょ!」や鈴木雅之「違う、そうじゃない」のカヴァーなどが楽しめる。
収録曲
01そばにいてよ
少しハスキーなヴォーカルがセクシーなミディアム・ナンバー。自分の元を去ってしまった恋人を想う気持ちを、ごくごくシンプルな歌詞で綴っているが、それがかえってグッとくるのは、やはりヴォーカルの魅力だろう。真摯な気持ちが伝わってくる。
02Dear Friends
PERSONZが1989年にリリースした4thシングルにしてTBS系ドラマ『ママハハ・ブギ』主題歌のカヴァー。オリジナルに沿ってロック度全開のサビはパンチ力絶大。大勢でのコーラスのループが気持ち良い、メロディアスなカヴァーとなっている。
03あ・ぜ・ちょ!
いきものがかりの水野良樹が作詞作曲を手がけた、昭和歌謡風のゴージャスなアップ・ナンバー。エレキギターとホーンが鳴り響くなか、情熱的な歌詞をエモーショナルに歌っている。ファン悶絶の囁くような台詞入り。
04違う、そうじゃない
サイレンの音からスタートする、鈴木雅之「違う、そうじゃない」のカヴァー。ヴォーカルのタメやウィスパー・ヴォイスにグッとくる、ノリノリにならざるを得ないファンク・チューンに仕上がっている。さまざまな表情をみせる歌の技量はおみごと。
05笑顔の行方
90年にリリースされたDREAMS COME TRUEの5枚目のシングルのカヴァー。流麗なストリングスと華麗なホーン、ブラック・ミュージック・テイストのゴージャスな大人数でのコーラスなど、てんこ盛りの豪華な演奏だ。
06また逢う日まで
尾崎紀世彦の言わずと知れた1971年発表の名曲「また逢う日まで 」のカヴァー。聴かせる曲だけに歌いこなすのは難しい楽曲だが、ハスキーなヴォーカルが妙にセクシーで、単に上手いだけではない、味わい深い仕上がりとなっている。
07IT HURTS (KR Ver.)
韓国の女性グループ、2NE1が2010年に発表したヒット・チューンのカヴァー。憂いを帯びた囁くようなヴォーカルに魅せられる、大人の色香漂うR&Bナンバーだ。優しく甘いハイトーン・ヴォーカルを堪能できる。