ミニ・レビュー
アンデルシェフスキも40代後半になった。どうやらレパートリーを限定して煮詰めていくタイプらしい。本盤はモーツァルトの弾き振り。しかも第25番では自作の見事なカデンツァを披露している。緻密な解釈ながら理屈っぽくなく、どのフレーズをとっても瑞々しく輝き出す。彼の意を解したオケの反応も素晴らしい。
ガイドコメント
アンデルシェフスキの弾き振りによるモーツァルト、ピアノ協奏曲集の第3弾は来日記念盤。瑞々しい感性が生み出す彼のモーツァルトは、晩年の27番など、深い表現力が作品の魅力を最大限に引き出している。
演奏
ピョートル・アンデルシェフスキ(P,指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団